今回、アスファルトの補修をするきっかけは、もともと地震か経年劣化でアスファルトにひび割れが発生していたのですが、たまたま他の補修で余っていたコンクリートをアスファルトのヒビに入れてしまいました。

上の写真のようにアスファルトのヒビ割れ部分にコンクリートを入れてしまった為、
ひび割れ部分が白く目立ち余計に気になる状態になってしまいました。
しかしたったこれだけの補修ですので、業者に頼まないでDIYで補修できないかと考え、
とりあえず、道具を調べて素人レベルですがやってみようと思いました。
これが今回、個人でアスファルトを補修しようと思ったきっかけです。
アスファルトの補修に購入した道具
そこで今回、アスファルトの補修に使用した道具をご紹介します!
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電動グラインダー(カッターを取り付け回転させるハンドタイプの機械)
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ダイヤモンドカッター(アスファルトを切断するカッター)
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ドラムリールコンセント(別名コードリール長い延長コード)
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マイルドパッチ(簡単に補修できるアスファルト)
※リンクをクリックすると楽天市場で商品の確認ができます。

アスファルト補修に絶対オススメの「マイルドパッチ」
以前、簡易アスファルトで補修したことがあるのですが、 開封した時点から硬化が始まり、
扱いがとても難しかったので、今回はこの「
マイルドパッチ」という開封した時点では固まらず
ゆっくりとアスファルトの調整を行えて、水をかけると硬化するというとても便利で簡単な
簡易アスファルトを購入してみました。
この後でも紹介しますが、この「
マイルドパッチ」はとても便利で使いやすかったです!
今回、コンクリートを入れてしまったことで、電動グラインダーなど少し大がかりと感じる方も
多いと思いますが、ひび割れ程度でしたら、この「
マイルドパッチ」を入れて完了したほうが、
簡単に補修ができ綺麗にしあがると思います。とりあえず、めちゃくちゃオススメなアスファルトです!
ちなみに今回、購入したサイズは20㎏ですが、画像の補修で量はピッタリか少し余るぐらいです。
安いダイヤモンドカッターでも全然切断できる!
ダイヤモンドカッターは本来はコンクリートを切断するものらしく、
ネットでアスファルトを切断で検索しても全然でてきませんでした。
ただ、ダイヤモンドは世界一硬いということで(実際はもっと硬いものがあると思います!)
アスファルトも切断できるだろうと言うことで、実験として安い「
ダイヤモンドカッター」をアマゾンで購入してみました!
五枚組 ダイヤモンドカッター セグメントタイプ 
この値段でしかも5枚組というお得なダイヤモンドカッター!
結果としては今回の補修で使用したカッターの枚数は「たったの1枚」でした!
ダイヤモンド恐るべし!

このダイヤモンドカッターの穴は直径20mmとアダプターで直径15mmの2種類に使用できます。
どちらも電動グラインダーの標準の規格だと思いますので、電動グラインダーのカッターはめ込む部分の直径を
事前に調べておくと良いと思います。
使用した電動グラインダーは穴のサイズが15mmでした!

入刀!
保護メガネと保護マスクは絶対に着用しましょう!
実際に切れるか不安でしたが、問題なくアスファルトにダイヤモンドカッターが入っていきました!
ただ、写真では分かりずらいかもしれませんが、アスファルトの粉塵が大量に舞いますので、
必ず保護メガネとマスクは着用してください。
これはブログだからとりあえず、安全を促しているわけではなく、
本当に粉塵とアスファルトの破片などが飛び散りますので、
本気で「
保護メガネ」と「
粉塵マスク」(マスクは新型コロナウイルス影響で手に入りにくいかもしれませんが…)を
着用してください。
あと周囲に粉塵が飛んでも大丈夫ないように準備すると良いです。
特に車などは気を付けてください。まずは軽くダイヤモンドカッターを地面に当てて、
衝撃などの感覚を確かめると良いと思います。
初心者のアスファルトの舗装工事開始!
ウィー―――ン!

粉塵が舞うのでたまに水をかけて粉を落ち着かせながら、作業をしていきました。
業者さんは水を掛けながらやりますが、使用しているのは電動グラインダーなので、
水を掛けながらの作業は感電の恐れがあるので、絶対にやめましょう。
また水たまりになってしまったら、そこに電動グラインダーを突っ込むのも感電の危険性があるので、
やめましょう。
あくまで粉塵が舞い散るのを一時的に抑える役目として水を撒いています。
コンクリートを入れてしまった部分の縁に沿ってダイヤモンドカッターで切り込みを入れています。
真ん中にあるのがもともとのひび割れです。
前述しましたが、このひび割れの段階で「
マイルドパッチ」を入れるのが一番手っ取り早く
簡単でしかもキレイに補修工事ができると思います。
間違っても私のようにアスファルトのひび割れ部分にコンクリートを入れないように気を付けてください。
目立ちます!

このように縁全体に切れ込みがいきましたら、今度は中側に切れ込みを沢山入れていきます。
この段階でバールなどでめくれるようでしたらいいのですが、意外としっかりとアスファルトが下でくっついており、
なかなか剥がれないので、沢山切れ込みを入れて剥がれるようにしていきます。

やり始めて後半で気づきましたが、これだけの幅があればノミのように
グラインダー斜めにしてを側面に沿って入れていくと簡単でした…
※説明が分かりづらいと思いますので、もし、詳しく知りたい方はコメントください。(^^)

その後、ハンマーやバールを使用してアスファルトを剥がしていきます。
大変(笑)

先ほどのグラインダーを壁に向かって切断する方法に変えたらとても簡単でした。
周囲に大量のアスファルトの残骸でありますので、ここまで来たら一度掃除します。

掃除後、大分綺麗になりました!ここまでくればもう9割完成です!
この後、「
マイルドパッチ」を入れるので、切断箇所を綺麗するため水を流しました。
なので、このアスファルト残骸の掃除はしておくと良いと思います。

アスファルトがしっかりと接着するように切断した場所に水を流しました。
晴れた日に作業をしているので、水を流してもすぐに乾きましたが底の水は水たまりとなり、
乾きませんでした。しかし待つのも面倒なので、そのままアスファルトを入れてしまいましたが、
ぜんぜん問題はありませんでした。

「
マイルドパッチ」をスコップで挿入!開封時点ではすぐに固まらないのでとても作業がしやすいです!
本当にこのマイルドパッチを考えた人、ありがとうございます!(#^^#)
さきほども書きましたが今回のマイルドパッチは20kgの量を購入しました。この溝レベルで少し余るぐらいです。
アスファルトの補修は一回で行うことがベストですので、作業時に足りないと(水を掛けなくてもじわじわと)硬化が始まるので、ここはケチらずに多めに購入しておきましょう。

形を整えたあと水をたっぷり掛けて完成!
お疲れ様でした!と言いたいところでしたが、
ここで失敗をしてしまいました。
アスファルトを盛り過ぎました……((+_+))
水を掛ける前にしっかりと足で踏んでつぶしていたので、
水を掛けた後もほとんど沈まず盛り上がってしました…!
ここもアスファルトの補修をされる方は注意してください。
しっかりと体重をかけて踏んでいけば、その後沈むこともないので、
フラットに調整しても良いと思います。

後日、表面だけをダイヤモンドカッターで平にしました。盛り上がり部分を切断したため、
アスファルトに入っている石の切断面が見えてまた色が変わってしまいました…
とほほ

その後、やはり色の違いが気になり「線消しスプレー」を購入!
駐車場に書かれたラインなどを消すアスファルト色のスプレーです!
サンデーペイント アスファルト専用 線消しスプレー 
線消しスプレーで切断面を塗装しました。 やはり日焼けしたアスファルトと今回のスプレーした箇所では色が全然違います!
ただ、アスファルト専用スプレーも時間が経てば日焼けして馴染んでくると思いますので、
また日焼け後に写真を掲載します。( ;∀;)
失敗ばかりのアスファルト補修工事でしたが、今回の記事でお伝えしたいのは、
・ひび割れ部分があったら「
マイルドパッチ」を入れて補修してしまうこと
・マイルドパッチは最初から足で踏んでおけば、平にしても問題ないこと
※袋には4mmほど高く盛ると書いてあります
・そしてマイルドパッチは優秀なこと!
以上となります!
グラインダーなどの作業が苦手な方も以上の点を踏まえてマイルドパッチを使用すれば
私のように失敗はせず、綺麗に道路の補修工事ができると思います!