こんにちは!
がす子です!11月に入り、
もうすぐに年末ですね!
早めに大掃除を始めようなんて方も
多いのではないでしょうか?
さて、当ブログはガス器具などをメインに
記事を書いていますので、今回は、ガスコンロや
グリルなどのしつこーい油汚れに、どのような洗剤が良いのか、
ご紹介していきたいと思います(^^)
今回はかんたんにオススメ洗剤をご紹介!
さあ、よくテレビや雑誌などで、
様々な油汚れのお手入れ方法が紹介されていますが、
たしかに汚れの条件や、使う場所、器具でも
細かく洗剤等変わってくるのは確かです!
しかし、なかなか覚えられず、結局生活の知恵として
身につかないこと多いと思います。
そこで、今回はお掃除が苦手な方や、面倒くさがりの方、
お手入れの勉強が苦手な方にかんたんに覚えられるルールと洗剤をご紹介します。
「油汚れ→アルカリ性洗剤」 これだけ覚えて、洗剤の裏面の液性が「アルカリ性」なら油汚れに強いということです。
なので、面倒臭がりなかたなど、これだけ覚えて、
コンロやグリルの油汚れには「アルカリ性」が良いということです。
どのくらい落ちるかは、下記で写真付きで説明しています。
一応、知識としても知っておきたい「酸性・中性・アルカリ性」
洗剤と聞いて、お手入れ、お掃除が苦手な方は、
酸性・中性・アルカリ性がぐちゃぐちゃになっていると思いますので、
まず、酸性・中性・アルカリ性がなんなのか説明していきます。
まず、水に物を溶かした「水溶液」を酸性を0として、アルカリ性を14
中性を中間の7とした14目盛りで分けたものを「pH(ペーハー)値」と言います。
なので、今回、ガスコンロやグリル、換気扇などの油汚れには、ここでいう
pH値が14に近い「アルカリ性」の洗剤が良いと言うことになります。
ちなみにpH値に対する分類はこんな感じです。
液性 | 酸性 | 弱酸性 | 中性 | 弱アルカリ性 | アルカリ性 |
ph値 | 3.0未満 | 3.0以上6.0未満 | 6.0以上8.0未満 | 8.0超11.0以下 | 11.0を超えるもの |
油汚れは「酸性」なので「アルカリ性」で中和させる
洗剤(水溶液)に酸性、アルカリ性とあるのですが、
逆に汚れも「酸性」の汚れや「アルカリ性」の汚れがあります。
油汚れ、手垢、皮脂などの油が関係しているものは「酸性」
水垢、石鹸カス、尿石などは「アルカリ性」
ここまで言うと、勘の良い方はお気づきかと思いますが、
「酸性」の油汚れには逆の「アルカリ性」。 尿石など「アルカリ性」の汚れには良く「酸性」の「サンポール」や「ドメスト」を使いますよね?
つまり、汚れと相対する液性の洗剤を使用することで、中和され
汚れがもっとも落ちやすくなります。
ちなみに食器洗い用洗剤に「中性洗剤」が多いのは、
食器の洗剤が洗い流せず、口に入る可能性があるので、
油汚れの洗浄力のある「アルカリ性」より洗浄力の弱い「中性」が多いのです。
手垢などの皮脂汚れに強い「アルカリ性」洗剤ですから、手も荒れてしまうのも、
食器用洗剤に「中性」洗剤が多い理由だと思います。
汚れの種類 | 使用する洗剤 |
酸性の汚れ 油汚れ、皮脂、手垢、 湯あか、生ゴミの臭い | アルカリ性洗剤   重曹もOK! |
アルカリ性の汚れ 水あか、さび、石けんカス 電気ポットの内部の汚れ、尿石 タバコの臭い | 酸性洗剤   クエン酸もOK! |
油汚れに「アルカリ性」洗剤を実際にグリル内側に使用してみました
それでは、実際にうちの魚焼きグリルの扉を外して、
油汚れに「アルカリ性」洗剤を使用してみたいと思います。
こちらが外した魚焼きグリルの扉です。
表はそんな汚くないです。
で、こちらが、内側です。
グリルの油汚れが黄色の汚れとなってしっかり見えますね!
こうなるとなかなかベタベタして、場合によってはカチカチになって
落ちにくいのですが、洗ってみましょう。
今回、使用したのはカインズホームに売っている200円ほどの
普通のアルカリ性洗剤「
換気扇 レンジまわりスプレー」です。
さあ、洗剤を吹きかけてみました。
早速、泡が茶色に変化し、分解しているのがわかります。
このようにして20分ぐらい放置します。
こちらが、20分放置したあとです。
吹きかけて放置しただけで、もうほとんど、綺麗になっていますね。
さすが、「アルカリ性洗剤」です。
これを食器用の「中性洗剤」で同じように吹きかけてもここまで落ちることはないでしょう。
水で洗って拭きあげました。
かなりきれいになりました。
before | → | after |
 | → |  |
このように、油汚れに「アルカリ性」洗剤を使用することで、効果的に
グリルやコンロの油汚れを落とすことができます。
かなりこびりついた汚れも「アルカリ性」洗剤でゴシゴシこすればほとんど落ちてしまいます。
これから年末の大掃除を迎える方に、汚れの種類と洗剤を理解してやると、
簡単に綺麗になります。(^^)
大掃除は大変ですが、一緒に頑張りましょう!!!

- 関連記事
-